新旧の副大臣交代式 

外務省にて改めて、新旧の副大臣、政務官のバトンを渡すことができました。
昨年12月に副大臣を拝命し、皇居での認証式を終えた時、全身に緊張感がみなぎったことを昨日のことのように思い出します。

民主党政権の下、日米同盟が大きくゆらぎ、我が国を巡る環境は厳しさを増すばかり、まさに後のない中で、日本の平和と安全を外交によって守るという大切な仕事を、担わせて頂き何とか任期を全うできましたことに、改めてご指導、そしてお支えをいただいた多くのの皆さんに心より感謝と御礼を申し上げます。

特に私は、今回退任される副大臣・政務官の方々の中で唯一、この夏の参院選の改選の年でした。公務の合間をぬって選挙区を回り、安倍・岸田外交への支持を声を枯らして訴える中、私は実感いたしましたのは、街中でも、田舎でも、これまでになく、国民の皆様の外交への関心が高まっていると言うこと、この厳しい国際環境の中、外務省員の皆さんの仕事も高く評価され、同時に常に国民の皆さんの厳しく視線も注がれていること、しかしそのことは大変あり難くやりがいも感じたしだいです。

、北米、欧州、アフリカ、国際協力、地球規模課題、軍縮不拡散、国際法、といった幅広い分野を担当させていただきました。担当局の幹部、課長、若い担当の方々とともに、
時には壊れそうな飛行機に揺られ(^^;)、計14万5千キロ【地球3周半超】の出張もいたしました。
特に領土問題、平和条約締結の懸案を抱える重要なロシアについては、日本の総領事館のあるすべての都市、サンクトペテルブルク、ユジノサハリンスク、ウラジオストク、ハバロフスクにも足を運びました。こうして各地の経済フォーラム等々で日本の存在を示し、安倍総理、プーチン大統領の声明にある、日露のテンポよい政治対話、を支えることができたのであれば大変に光栄に思うしだいです。

アフリカにおいても、日本企業による資源開発の後押し、日本のODAの力強い支援、魅力あるアフリカを実感しました。
そして、なにより、私はそこで現地の子供達からお年寄りまで、その生活の中に入り泥んこにもなりながら汗する日本人の姿に大きな感動を頂き、誇りを感じました。
私が政治を志したのも、若い頃、日本青年会議所にてルワンダ難民の支援活動などを通じ、政治ヘの道を決断しただけに、改めてこれからの政治活動ヘ新たな思いが加わったアフリカ訪問でもありました。

新しく岸田大臣を支える副大臣・政務官の方々のチームと、外務省の皆さんが、日本国民の命、暮らし、財産を守り、より豊かにする、揺るぎない外交を、ますます力強く進めてゆかれますことを心から御期待申し上げます。

今後は党本部にて新たな任務に取り組む予定でありますが、立場は違っても、日本外交を支え、しっかり盛り上げ役に奔走したいと思います。
引き続き様々な活動をご報告させていただきますので皆さん、今後ともよろしくお願い致します。
有難うございました。

参議院議員 松山 政司 拝

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